オレンジセキュアサービス株式会社

AntiVirus 2009 駆除の注意点

パソコンイメージ

絶対にやってはいけない注意点です!

AntiVirus 2009 に感染すると、とにかくパソコンが遅くなります。これは Windows のプロセスを悪用し、CPU 使用率を 100% にするためです。ウイルス対策ソフトなどを使って駆除を試す場合は、あせらず、根気強く行ってください。

具体的には「強制終了は絶対に行わない」です。なかなか処理が進まないからといって、電源ボタンを長押しして強制終了をかけてしまうと、レジストリ情報が壊れてしまい、PCが起動しなくなることもあります。

当社で駆除依頼を受けたパソコンが「既に起動不可」というケースも目立つようになってきました。そして駆除を試すときに、絶対やってはいけない注意点をご説明します。

作者の齋藤実の顔写真

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IT トラブルの現場をよく知る専門性を買われて、All About、Biz コンパス、ウイルスバスターチャンネルといった専門色の強い大手 WEB メディアでも活躍中。雑誌やラジオへ出演したこともあり。

こんにちは、パソコンが苦手な人でも安全で簡単にできるトラブルシューティングを書きました。この記事がトラブル解決に役立ったならとても幸いです! ぜひご活用いただければと思います。

10周年の節目になりましてホームページを新デザインに移行中です。古いデザインのページもありまして大変申し訳ありません。東京、秋葉原のパソコン修理 オレンジセキュアサービス株式会社です。Ver.7.1

ウイルス対策ソフトを使っていない方は、特に注意!

CPU 使用率が 100% になってしまうため、メモリを多く積んでいても、高速な CPU でも、とにかくパソコンが遅くなります。通常なら 10分で完了することでも何時間とかかります。

そこで注意したいのは、インストールです。特にウイルス対策ソフトを使っていない方が駆除のためにインストールすると、とても時間がかかり「インストールできない?」と錯覚してしまうこともあるようです。また CPU ファンが高回転になり、常にパソコンから「ブォー」という音が聞こえるため、心配になることもあるようです。しかし、電源ボタンを長押しして強制終了をかけてしまうと、レジストリ情報が壊れてしまい、PCが起動しなくなることもあります。

とにかくあせらず、根気強く行うことが大切です。なお、インストールを行ったときは Windows の終了まで、必ず行ってください。もちろんスキャン中も強制終了は行わず、最後まで行ってください。

ウイルス対策ソフトで駆除できない場合の注意点

既にウイルス対策ソフトをお使いの方や、やっとの思いでインストールした方も、必ず駆除できるというわけではありません。そこで駆除できない場合は、フリーのスパイウェア対策ソフトをダウンロードし、駆除を試されるのではないでしょうか。上記と同じようにインストール&スキャン中は、強制終了せず、最後まで行ってください。また Windows の終了も必ず行ってください。

これでパソコンが起動しなくなるという最悪の事態は回避できます。ぜひ注意してください。

Antivirus 2009 なら駆除ツールの方が良い?!

AntiVirus 2009 なら無料の駆除ツールを使った駆除も可能です。そして対策ソフトをインストールして駆除を試すなら、駆除ツールを使ったほうが作業も簡単でお勧めです。

駆除ツールは対策ソフトとは違い、インストールが不必要です。そのため時間も早く行えます。またアップデートする必要もないため(常に最新版のため)、ダウンロードしてすぐに作業を開始できます。

流れとしては、駆除ツールをダウンロードし、問題を起こしている根本の部分を駆除します。これで CPU 使用率やその他の異常が正常に戻ります。そしてウイルス対策ソフトで残骸を片付けます。その後でレジストリ検査も行えばより完全ですが、代替としてオンラインスキャンの検査を行って復旧を確認してください。オンラインスキャンは、他社メーカーのものを使います。

注意点としては、駆除ツールは星の数ほどあり、なんとなく使っても駆除はできません。またツール自体に不具合が含まれていて Windows が壊れてしまったというケースもあります。必ず症状にあったものをダウンロードし、使ってください。

当社では駆除ツールを使ったウイルス駆除のサポートも行っております。ツールをダウンロードしてクリックするなど容易な作業をお客様に行って頂き、駆除ツールの選択や復旧検査などの技術的な作業を当社スタッフが行います。ぜひご検討ください。