ビデオカメラの電源を入れるとすぐ切れる

なぜ電源がすぐに落ちるのでしょうか?

落下などの衝撃を与えたわけでもなく、普通に使っていたのに、ビデオカメラの電源を入れるとすぐ切れる、レンズカバーがカシャッと開いた直後に電源が落ちる、電源すら入らないなんてこともあります。

それら症状の場合は、カメラの基板や電源系の故障であり、録画データの保存されているメモリ(またはハードディスク)という部品は正常です。つまり録画データは無事ですのでここはご安心を!

ちなみにですが、落下などの衝撃を与えた場合でもこの症状になる場合は、カメラの基板や電源が故障しています。衝撃により基板や電源が故障しています。もちろんメモリ(またはハードディスク)は正常であり、録画データは無事です。

しかし、メーカー修理に出すと録画データはフォーマットされ、空っぽの(消えた)状態で手元に戻ってきます。もし重要なデータが保存されている場合は、修理に出す前に救出するしかありません。ここは要注意です。

それでは「ビデオカメラの電源がすぐ切れる(内臓メモリ)」の原因と注意点について詳しくご説明します。

ビデオカメラの電源がすぐ切れる原因について

ビデオカメラの電源を入れると、まずモニターにロゴが表示されカメラのシステムが起動し、レンズカバーが開き、録画のスタンバイ状態になります。

そこでモニターにロゴが表示される前や表示されたと同時に電源が落ちる場合は、カメラの基板の故障です。基板が故障しているためロゴが表示されることもありません。電源すら入らない場合は電源系の故障です。

仮にもし録画データの保存されているメモリ(またはハードディスク)に故障がある場合は、録画のスタンバイ状態になる前に「ディスクエラー」などの表示が入ります。故障のエラーメッセージについてはカメラのシステムが表示しますので、エラーメッセージすらも表示されない場合は、カメラの基板が故障しています。

録画データは無事に残っていますが、メーカー修理に出すと録画データはフォーマットされ、空っぽの(消えた)状態で手元に戻ってきます。もし重要なデータが保存されている場合は、修理に出す前に救出するしかありません。

ビデオカメラのデータ復旧と注意点について

録画データの保存されているメモリ(またはハードディスク)が正常であれば、カメラを分解して取り出せばなんとかなるのでしょうか?

たしかにハードディスクタイプであれば、下の画像のようにパソコンでも使われる汎用部品が使われているため、USB 変換器などを使えばパソコンに接続することはできます。もちろん汎用部品であるため、物理フォーマットも同じではありますが…

ところが論理フォーマットが若干違い特殊であるため、Windows やデータ復元ソフトなど一般的にそろえられる環境から直接データを読み込むことができません。ビデオカメラを接続した場合は下の画像のようにフォルダ構成が見えますが、カメラ側がインターフェースになりこのように表示しているだけであって、実はパーテーションが分かれているなど、ハードディスク内部の記録は特殊構造になっているのです。

さらに最近のメモリタイプについては、パソコンでは使われていない特殊な部品であるためパソコンに接続すらできません。ちなみに下の画像は録画データを記録しているメモリです。

ビデオカメラは星の数ほどの機種がありますので、上記のように特殊なケースや簡単にパソコンでデータが救出できるケースなどさまざまです。*分解される場合は壊さないようにご注意ください。