BitLocker回復キーが見つからない!確認手順の診断とよくある発見事例

結論:画面に「キーがありません」と出るのは手順のミスではなく、別のメールアドレスに保存されているためです。 過去の別アドレスやご家族のアカウント、初期設定時に作った「@outlook.jp」等を調べるのが解決の近道です。


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「BitLocker回復キー」を突然求められて……、スマホで確認しても「キーがありません」と表示されると、とても不安になりますよね。

「自分の探し方が間違っているのかな?」というご相談も多いのですが、実は多くの場合、「探し方」の問題ではなく、メールアドレスをうっかり忘れているだけというケースがほとんどです。

そこで、どうしても見つからない時に確認したいポイントや、「やっと見つかった!」というお客様の事例をわかりやすく解説します。なんとか回復キーが見つかるように一緒に問題を整理しましょう。

※もし回復キーの探し方を知りたい方は、スマホでBitLocker回復キーを確認する方法をご覧ください。

【まとめ】回復キーが見つからない原因と対処法

症状:Microsoftアカウントを確認しても、BitLocker回復キーが表示されない。

原因:お持ちの「別のメールアドレス」に保存されているケースがほとんどです。

解決策・確認事項:

  • 「@outlook.jp」など、無意識に作成したアカウントがないか確認する
  • ご家族が初期設定をした場合、ご家族のメールアドレスを確認する
  • 「個人用」と「職場または学校用」の両方で登録してあるアカウントはすべて確認する
  • 古いメールアドレスで認証ができない場合は「アカウントの回復」を試す

** 目次 **

  1. 診断:回復キーが見つからない状況について
  2. 「やっと見つかった!」お客様の発見事例
  3. アドレスが古くて認証メールが届かない場合
  4. よくある質問(FAQ)
  5. まとめ(結論だけ3行)
  6. 万が一、お困りのときは
電話番号は0358231870です
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診断:回復キーが見つからない状況について

結論:「MicrosoftアカウントにアップロードされたBitLocker回復キーがありません。」画面にたどり着く場合、作業手順に問題はありません。

「自分の探し方が間違っているのかな?」という方のために、まずは状況を整理してみましょう。

この「MicrosoftアカウントにアップロードされたBitLocker回復キーがありません。」画面にたどり着けましたでしょうか?

MicrosoftアカウントにアップロードされたBitLocker回復キーがありません

【診断結果】

「やっと見つかった!」お客様の発見事例

結論:簡単に見つからない理由があると考えを切り替えて、機械的にメールアドレスを洗い出すことがポイントです。

** 見落としがちなMicrosoftアカウント(4つのケース) **
よくあるケース 具体的な状況 探すヒント・確認方法
無意識に作成した
新しいアドレス
パソコン初期設定時に言われるがままに作った、普段使わない @outlook.jp@hotmail.com に保存されているパターン。 ExcelなどのOfficeの設定カードや、説明書等に手書きのメモがないか探す。
ご家族のアカウント 初期設定を家族(親御さんやお子さん)が手伝った場合、設定した人のアカウントに紐付いているパターン。 設定を手伝ったご家族のスマホで、同じように確認ページを開いてもらう。
職場用と個人用の
「逆転」
仕事用のパソコンだからと仕事用のアドレスばかり探していたが、実はセットアップ時に個人用アドレスを使っていたパターン。 仕事用・個人用という思い込みを捨て、持っているアドレスをすべて試す
プライベートとビジネス
両方に登録
同じメールアドレスを使って、アカウントの「個人用」と「職場または学校」の両方に登録しているパターン。 どちらへサインインするか聞かれた場合は、両方とも確認する。

パソコン修理の現場で感じることのまとめ

普段から使っているGmailやYahooメールを入力して、パパっと回復キーが表示されないと「なんでだろう?」と疑心暗鬼になって当然だと思います。

もしパパっと簡単に見つからない場合は、簡単に見つからない理由があると考えを切り替えて、機械的にメールアドレスを洗い出すことが大切なのかなと、お客様とのやり取りの中で痛感しています。

たとえば、家族のメールアドレスが登録されていたというケースで「いやぁ家族のはずはないと思っていました」というお話は意外と多いです。このような心理的な制限がありますと見つけるのが難しくなって当然です。

そこで簡単に回復キーが見つからない場合は、まずはご自身が登録したメールアドレスをビジネスも含めて、制限なく、すべて洗い出しリスト化することが大切です。またそのパソコンを物理的に操作できる対象者も把握してください。

情報量が少ないよりも、多ければ多い方が「当たり」が含まれる可能性も高くなります。「これは違うだろう」と感じるものもすべて収集することがポイントです。

メールアドレスを洗い出したが解決しない場合は

さまざまな理由で回復キーが入手できないケースもあります。

  • 不正アクセス被害にあっていて、Microsoftアカウントがロックされていた。
  • 迷惑メールが増えることをためらい、一時的に作成したフリーメールを登録した関係で、そのアドレスすら記憶にない(パスワードは再設定できるがメールアドレスが不明だと再設定できない)など。

もし回復キーが入手できない場合の次の解決策は、Windowsの初期化になります。参考:回復キーが見つからない場合に初期化する方法

回復キーが見つかった場合

入手した回復キーを入力して確認してください。

ひと息ついたら、Microsoftアカウントの情報を充実させてください。Microsoftアカウントに、氏名、メールアドレス、パスワードくらいしか登録されていない場合は、情報を充実させたり、アプリを設定しておきますと今後のトラブル予防になります。

アドレスが古くて認証メールが届かない場合

結論:認証に30日間かかりますが、別のメールアドレスを使ったMicrosoftアカウントへ切り替えできる可能性もあります。

Microsoftアカウントへのサインインやサブスクリプション(Officeのライセンス情報など)の確認で認証メールが送られることはありませんが、回復キーの画面を開くためには、認証メールに記載された数字6桁を入力する必要があります。

「昔使っていたプロバイダのメールアドレスなので(失効しているため)、認証メールが開けない」という場合でも、まだ手はあります。

別のサインイン方法に切り替えるメニューから、別のメールアドレスを使ったMicrosoftアカウントへ切り替える方法もあります。ただ、認証に30日間かかる場合もあり、該当メールアドレスが確実または切り分けできている場合に作業するのがポイント(つまり、奥の手)です。

よくある質問(FAQ)

Q. Microsoftアカウントにログインしましたが「BitLocker 回復キーがありません」と表示されます。手順が間違っていますか?

A. いいえ、そのメッセージが表示されているのであれば、操作手順は完璧に合っています。その表示は「現在ログインしているメールアドレスには回復キーが保存されていない」という事実を示しています。ご自身の別のメールアドレスや、初期設定を行ったご家族のアカウントなどでログインし直して、再度確認してみてください。

Q. 回復キーを登録したと思われるメールアドレスが古く、現在はもう受信できないのですが、どうすればいいですか?

A. パスワードが分かれば、メールを受信できなくてもログインして回復キーを確認できる場合があります。もしパスワードも不明な場合は、Microsoftの「アカウントの回復」手続きを通じて本人確認を行い、現在お使いのアドレスへ情報を移行できる可能性があります。あきらめる前に一度、アカウントの回復を試してみることをおすすめします。

Q. 回復キーなしでロックを解除できるフリーソフトなどはありますか?

A. 残念ながら、BitLockerの強力な暗号化を回復キーなしで突破できるソフトは存在しません。「キーなしで解除できる」とうたうソフトは詐欺やデータの破損を招く危険があるため、絶対に使用しないでください。キーがどうしても見つからない場合は、専門家に相談してアカウントの調査を尽くすか、最終的にはパソコンを初期化するかのどちらかになります。

まとめ(結論だけ3行)

  • 「キーがありません」という表示は、手順のミスではなく「別のメールアドレスに保存されている」証拠です。
  • 過去に作成したアドレス、初期設定時に作った「@outlook.jp」、ご家族のアカウントなどを重点的に探しましょう。
  • 古いアドレスでログインできない場合は「アカウントの回復」を試し、ご自身での解決が難しい時は専門家へご相談ください。

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