SSDに換装したらブルースクリーンになる原因について

クローンしたSSDですと、Windowsが起動しないというトラブルの原因は複数のパターンがあったりします。たとえば、Windows Updateとクローン作業がバッティングしてしまい失敗したなど。
そしてクローンしたSSDのみ”デバイスに問題が発生したため、再起動する必要があります。”というブルースクリーン画面になる場合ですが、その原因はWindows Updateのような理由がなく、偶然と言いましょうか、突発的に起きたトラブルです。
ちなみに、システムの復元を使って、Windowsに重要なイベントがなかったことを簡単に確認する方法があります。

Windowsに重要な変更がある場合は、システムの復元に復元ポイントが作成されます。クローン作業日と一致する復元ポイントの作成日はないはずです。
このことから、クローン作業中にWindowsに重要な変更があり、整合性が保てなくなったというような失敗の理由がなく、運悪くクローンに失敗したということがわかります。
ちなみに、”デバイスに問題が発生したため、再起動する必要があります。”画面から再起動しますと、自動修復を準備していますメッセージが表示され、メンテナンスモードで起動します。その画面の続きにシステムの復元があります。ぜひ復元ポイントをご確認ください。
クローンしたSSDのみブルースクリーンの対処法
クローンしたSSDのみ”デバイスに問題が発生したため、再起動する必要があります。”エラーになる場合は、特に理由もなく、クローンに失敗しています。もう一度クローンをお試しいただければ無事に成功するはずです。
しかしながら、作業手順に問題があれば、またまたクローンに失敗してしまうかもしれません。特に、LAN(Wi-Fi)とスリープの設定を解除していただくことがクローン作業の注意点になります。
LAN(Wi-Fi)
LAN(Wi-Fi)に接続していますと、インターネットと通信をしておりますから、たまたまクローン作業中にソフトウェアがバージョンアップしてしまい、矛盾が生じてしまうなんてこともあるかもしれません。
たとえば、クローン済みの部分が古いバージョンで、これからクローンされる部分が最新バージョンなど。クローン作業が正常に完了しても、ちぐはぐなものができてしまうことになります。
スリープ
スリープから復帰できないような”誤作動”が起きることもあります。必ず起きるではなく、起きることもあるという再現性のないヘンテコなトラブルが起きたりします。
クローン作業に必要な機能でしたら止めることはできませんが、スリープは不要なうえにトラブルが起きることもあるという、リスクしかありませんのでオフにしてください。
再クローンでも失敗するときは
SSDの初期不調(故障)が原因の可能性もあります。クローン元で回復ドライブを作成しまして、回復ドライブからSSDへWindowsを再インストールしてみてください。回復ドライブでの再インストールもできない場合はSSD故障の可能性大です。
回復ドライブの作成方法でしたり、どうしてもクローンが失敗するときの解決方法などを クローンしたSSDだけWindowsが起動しないときの解決策 にまとめてみました。ぜひご確認ください。