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BitLocker回復キーがありませんWindowsが起動しないときの対処法

BitLocker回復キーがありません……

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マイクロソフトアカウントに該当するデバイスが登録されていて、BitLockerデータ保護の項目があり、回復キーの管理リンクがあるものの、リンクをクリックしてもBitLocker回復キーがありませんというお問い合わせがあります。

マイクロソフトアカウントにデバイスが登録されているということは、他のメールアドレスを使ったマイクロソフトアカウントに、BitLocker回復キーが登録されているとは思えませんが……

私が担当したケースではBitLocker回復キーだけではなく、エクセルなどのOfficeのライセンス情報もマイクロソフトアカウントに登録されていませんでした。

Officeのセットアップはパソコン購入時の箱から出したWindowsの初回起動時に行うでしょうから、BitLocker回復キーだけではなく、Officeの情報も登録されていないのは違和感を覚えます。きっとBitLocker回復キーがまだ見つかっていないだけで、他のメールアドレスを使ったマイクロソフトアカウントに登録されているはずです。

今回は、BitLocker回復キーがありませんというときに確認したいことと、改めてBitLocker回復キーを見つけるポイントについてレポートします。

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*この記事は「パソコンが苦手な方でも安心してできるメンテナンス」を目指しています。秋葉原で対面のパソコン修理をしておりまして、お客様よりお伺いする話から、これは試していただきたいこと、これはやらないほうがよいことなどをまとめた超入門編のトラブルシューティングを書きました。

  1. BitLocker回復キーがありませんはどのようなトラブル?
  2. BitLocker回復キーを見つけるポイントについて
  3. 当社サービスについて
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作者の齋藤実の顔写真

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IT トラブルの現場をよく知る専門性を買われて、All About、Biz コンパス、ウイルスバスターチャンネルといった専門色の強い大手 WEB メディアでも活躍中。雑誌やラジオへ出演したこともあり。

こんにちは、パソコンが苦手な人でも安全で簡単にできるトラブルシューティングを書きました。この記事がトラブル解決に役立ったならとても幸いです! ぜひご活用いただければと思います。

10周年の節目になりましてホームページを新デザインに移行中です。古いデザインのページもありまして大変申し訳ありません。東京、秋葉原のパソコン修理 オレンジセキュアサービス株式会社です。Ver.7.1

BitLocker回復キーがありませんはどのようなトラブル?

BitLocker回復キーがありませんの画面
マイクロソフトアカウントにデバイスが登録されているものの肝心のBitLocker回復キーがありません。

まずどのようなトラブルなのかですが、Windows起動時に突然BitLocker回復キーが求められるようになり……BitLockerを自分でオンにしていないため、BitLocker回復キーはマイクロソフトアカウントに登録されているということで調査したというものです。

トラブルの起きているデバイスがマイクロソフトアカウントに登録されていて、BitLockerデータ保護の項目があり、回復キーの管理リンクがあるものの、リンクをクリックしてもBitLocker回復キーがありませんで登録されていません。

具体的には、回復キーの管理リンクをクリックしますと本来ならBitLocker回復キーが表示されるのですが、以下のメッセージが表示され、BitLocker回復キーが登録されていません。

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BitLocker 回復キー

Microsoft アカウントにアップロードされた BitLocker 回復キーがありません。

注: 他のユーザーに PC のセットアップを依頼した場合、お探しの BitLocker キーはそのユーザーのアカウントに存在する可能性があります。

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このようなBitLocker回復キーがありませんというときに確認したいこととしましては、マイクロソフトアカウント内の「サービスとサブスクリプション」という項目にOfficeのライセンス情報が登録されているかどうかです。ちなみに、BitLocker回復キーは「デバイス」という項目にあります。

もしBitLocker回復キーだけではなく、Officeの情報も登録されていないのは違和感を覚えます。他のメールアドレスを使ったマイクロソフトアカウントに登録されていると考えたほうが論理的です。

ちなみに、Officeのセットアップ時にマイクロソフトアカウントにサインインしてOfficeのプロダクトキーを登録しています。Windowsを再インストールした場合は、マイクロソフトアカウントにサインインしてOfficeをダウンロードします。Officeがマイクロソフトアカウントに登録されていない場合はダウンロードできないため、もしWindowsを再インストールした場合は新規購入する必要があります。

そういった意味では、Officeがマイクロソフトアカウントに登録されていないだけでも異常ですよね。そのため、マイクロソフトアカウントに他のメールアドレスを使ってサインインして、BitLocker回復キーとOfficeのライセンス情報が登録されていないか調査してみてください。

BitLocker回復キーを見つけるポイントについて

マイクロソフトアカウントにサインインしている画像
マイクロソフトアカウントに登録されていないメールアドレスを入力するとエラーになりますので選別は簡単です。

マイクロソフトアカウントのIDはメールアドレスです。そのパソコンを使っている全員のメールアドレスをお調べください。

たくさんメールアドレスがあるとどれがマイクロソフトアカウントに登録されているの?という選別が大変そうですが、マイクロソフトアカウントに登録されているメールアドレスを入力するとパスワードの入力を求められます。登録されていないメールアドレスを入力するとエラーになりますので選別は簡単です。

もしパスワードを忘れている場合は再発行できますので、マイクロソフトアカウントにサインインしてBitLocker回復キー(検証でOfficeが登録されているか)をお探しください。

とても重要なポイントは、そのパソコンを使っている全員のメールアドレスをお調べください。ということです。

ちなみに、パソコン部品がモダンスタンバイに対応していて、かつパソコンのアカウントをマイクロソフトアカウントでサインインしますと、BitLockerが自動的にオンになり、クラウド上のマイクロソフトアカウントにBitLocker回復キーが登録されます。

もしローカルアカウントでWindows11/Windows10を使っていても、定期的に「セットアップを完了してください」画面が表示され、パソコンのアカウントがマイクロソフトアカウントでのサインインに切り替わります。ご家庭のパソコンでしたら、子供が操作しているときにマイクロソフトアカウントでのサインインに切り替わったのかもしれません。

いつ誰が使っているときにパソコンのアカウントがマイクロソフトアカウントでのサインインに誘導されたのかは推測できませんので、そのパソコンを使っている全員のメールアドレスを使ってマイクロソフトアカウントにサインインして調査してください。

もし複数のマイクロソフトアカウントを登録されている場合は、迷路のような複雑な運用をされている可能性が高いです。こちらは当社の実績ブログ BitLocker回復キーの入力画面が出てWindowsが起動しない修復事例 ですが、複雑なマイクロソフトアカウントの運用でBitLocker回復キーが画面に表示されてるものの気付かなかったということです。BitLocker回復キーがマイクロソフトアカウントに登録される仕組みを理解しないと誤解しやすいかと思います。複数のマイクロソフトアカウントを登録されている場合は、BitLocker回復キーとMicrosoftアカウントの関係について をご確認ください。

それでもBitLocker回復キーがなかなか見つからない場合は BitLocker回復キーが見つからないときに確認したいポイントと事例 をご確認ください。なんとかBitLocker回復キーが見つかるようご協力できればという思いから、なかなか見つからないときに確認したいポイントやお客様からお伺いした「やっとの思いでBitLocker回復キーが見つかった!」という事例をご紹介しています。

ただ、BitLockerの仕組みのトラブルでBitLocker回復キーがどこにも存在しない場合もあります。BitLocker回復キーが無い場合にできることは何でしょう?というご質問も多く BitLocker回復キーがわからない、Windowsが起動しない時にできること こちらでご確認ください。