ブルースクリーンを繰り返す、はどのようなトラブル?対処法は?

ブルースクリーンの原因は多岐にわたり、解決方法はさまざまです!

「問題が発生したため PC を再起動する必要があります」という、パソコン起動途中で発生するブルースクリーンと呼ばれるエラー画面があります。ちなみに、ブルースクリーンは Windows に深刻なトラブルが生じると表示される背景色が青いエラー画面です。トラブルを直してあげるまでは、ブルースクリーン画面で再起動するという現象を繰り返します。

このブルースクリーンが表示される原因は部品故障やプログラムのエラーなど多岐にわたります。たとえば、メモリ故障が原因で Windows システムが正常に動かなくなるような深刻なトラブルが発生するケースもありますし、Windows Update などのプログラムのインストールに失敗して深刻なトラブルが発生するケースもあります。

そういった意味では「問題が発生したため PC を再起動する必要があります」の原因を特定するのはプロではない限り難しいのかもしれません。そこで解決方法としては「問題が発生したため PC を再起動する必要があります」エラーに関係するすべての対処法を試してしまうのが合理的です。これなら原因がわからなくても、結果として直すことができます。

ただ注意点もあります。すべての対処法を試すとしても、作業順番を間違えてしまうと効果がなかったりもします。きれいにメンテナンスしていく順番も大切です。

それでは「問題が発生したため PC を再起動する必要があります」ブルースクリーンを繰り返して Windows が起動しないときの直し方について注意点も含めてレポートします。

  1. 「問題が発生したため … 」の停止コードとは?
  2. 「問題が発生したため … 」の 5 つの原因と対処法
  3. 一時的なトラブルのメンテナンス方法
  4. BIOS のメンテナンス方法
  5. Windows のメンテナンス方法
  6. 万が一、復旧できないときは…

「問題が発生したため … 」の停止コードとは?

赤線のような停止コードが表示されているケースもあります。

「問題が発生したため PC を再起動する必要があります」というブルースクリーン画面の中に「NTFS FILE SYSTEM」、「BAD POOL HEADER」などの停止コードが表示されているケースもあります。そして停止コードを調べれば解決方法がわかりますか?というご質問をよく受けます。

確かに、印象としては停止コードが原因を表しているように感じますが…実際のところとしては、症状を意味していることのほうが多いです。たとえば、人間でしたら「熱が出た」という症状は昼寝で治るかもしれませんし、薬や入院が必要な病気かもしれません。このような熱が出たという症状を意味しているケースが多く、なぜ熱が出ているのか?という原因まではわからないケースのほうが多いです。

そのため、同じ停止コードであっても、メモリ交換で改善したというブログやシステムの復元で改善したというブログがあったりと解決方法がさまざまです。停止コードから解決方法を見つけることはきっと難しいかと思います。

ちなみに私の停止コードの使い方としては「どこから検査をはじめる」という参考にしています。漠然と検査を始めるよりも見当をつけといたほうが効率が良く、作業が早く終わります。

「問題が発生したため … 」の 5 つの原因と対処法

「問題が発生したため PC を再起動する必要があります」は Windows に深刻なトラブルが起きましたという意味のエラーメッセージです。そのような異常が起きる原因を大別すると 5 つに分けられます。

一時的なトラブル
放電やメモリの抜き差しで直るような一時的に起きるトラブルがあります。放電などでリセットされるまでの間は部品が誤作動してしまうため、Windows が正常に動作できずエラーになります。

BIOS 設定
BIOS 設定が変わってしまうトラブルがあります。BIOS 設定が変わると新たにドライバーと呼ばれるプログラムが必要になるケースもあります。必要なプログラムが存在しなければ Windows が正常に動作できずエラーになります。

Windows トラブル
ドライバーやレジストリなど Windows のシステムファイルにトラブルが起きています。Windows Update やプログラムのインストール後にこのエラーになった場合は Windows トラブルの可能性が大です。スリープ復帰に失敗してこのエラーになった場合も Windows トラブルの可能性が大です。

ウイルス
最近はあまり見なくなりましたが、感染したウイルスのバグが原因で Windows が起動できなくなるケースもありました。迷惑メールの添付ファイルを間違えて開いた後からこのエラーになった場合はウイルスが原因かもしれません。

部品故障
完全に故障するとうんともすんとも動かなくなりますが、とある作業だけエラーになるような隠れ不良みたいな故障もあります。この後で紹介しています回復ドライブでの作業もエラーになる場合は高い確率で部品故障が疑われます。

「問題が発生したため … 」の対処法としては、一時的なトラブルをきれいにして、BIOS 設定をきれいにしてから、Windows システムをきれいにします。たとえば、一時的なトラブルが起きていて誤作動する状態で作業しても、Windows システムをきれいにすることはできません。一時的なトラブル、BIOS 設定、Windows システムの順にメンテナンスする流れがとても大切です。

なお、Windows のメンテナンス方法は、回復ドライブからの「 スタートアップ修復 」と「 システムの復元 」です。ちなみに、こちらは「 システムの復元 」で直った事例です(当社の作業実績ブログで公開中です!)。 ブルースクリーン(BAD SYSTEM CONFIG INFO)で再起動を繰り返すの修復事例 。ぜひご確認ください。

ウイルスは Windows システムをメンテナンスする方法に含まれます。具体的には「システムの復元」で直すことができます。それとこちらは注意点になりますが、Windows システムのメンテナンス中にフリーズしたりエラーになるなど作業ができない場合は部品故障が原因です。作業中は注意深く見守ってください。

それでは一時的なトラブルのメンテナンス方法からレポートしていきます。

一時的なトラブルのメンテナンス方法

赤丸がボタン電池で、赤枠がメモリです。

放電だけで直る一時的なトラブルがあります。まずはパソコンからコンセントを外し、ノートパソコンはバッテリーも外します。その後でボタン電池も外すと完全に放電できます。10分程度休ませてください。

ただ最近のパソコンはボタン電池が隠された場所にあったりと見つからないケースも多いです。その場合は 5 日から 7 日間程度コンセントから外して休ませてください。この方法でも放電できます。

また一時的なトラブルには、メモリを抜き差しするだけで改善するような接触不良もあります。こちらは感電や出火の恐れもあるため電子部品の取り扱いに精通していない限り作業しないでください。危険です。

BIOS のメンテナンス方法

この BIOS でしたら「 Exit 」画面にある「 Load Defaults Settings 」を選択してリセットし、「 Exit Saving Changes 」を選択して設定を保存します。

BIOS のメンテナンスは購入時の設定にリセットしてあげます。BIOS 画面の開き方やリセット方法はメーカーごとに違います。メーカーホームページからも調べられますが、うまくいかないときはお使いのパソコンメーカーさんに電話で確認すると詳しく教えてくれます。

ちなみに、BIOS 画面の開き方で一番多いのがキーボードの「 F2 」です。電源ボタンを押して、メーカーロゴが表示されている間にタンタン押してください。

また BIOS リセット方法で一番多いのが、BIOS 設定画面の「 Exit 」にある「 Load Defaults Settings 」や「 Factory Reset 」を選択する方法です。リセットしたら「 Exit Saving Changes 」を選択して設定を保存してください。

ここまでのメンテナンスが完了しましたら、パソコンが起動するかどうか一旦ご確認ください。*起動する場合はこれで完了です。

Windows のメンテナンス方法

「問題が発生したため PC を再起動する必要があります」ブルースクリーンを繰り返すトラブルの Windows メンテナンス方法は、回復ドライブからの「スタートアップ修復」と「システムの復元」です。

回復ドライブは USB メモリで作成します。トラブルが起きているパソコンで作成することはできないため、たとえば職場内や家族のパソコンで作成し、トラブルの起きているパソコンで使います。まずは回復ドライブの作成方法をレポートして、「スタートアップ修復」と「システムの復元」のメンテナンス方法をレポートします。

回復ドライブの作り方

ここでは Windows10 を例にしています。他のバージョンは、Windows8 回復ドライブの作り方Windows7 システム修復ディスクの作り方 でご確認ください。手順を細かくレポートしています。

注意点については、回復ドライブに使う USB メモリ内のデータが消去されるということです。保存してあるデータは事前にバックアップしておく必要があります。またうっかり違うメディアに作成してしまうことも考えられます。回復ドライブを作る際は、キーボードとマウスと回復ドライブ用の USB メモリの 3 点のみパソコンへ接続すると間違いがありません。

ちなみに、Windows10 回復ドライブの作り方の動画を作成しました。注意点も載せていますのでぜひご確認ください。こちらの動画は合計で 3 分 20 秒あります。Youtube の字幕機能を使っております。文字が出ない場合は、Youtube の字幕をオンにしてください。音は出ません。

Windows10 回復ドライブの作り方です。

回復ドライブの作り方(画像版)

キーボードの「Windows」ボタンと「 x(エックス)」ボタンを同時に押します。するとメニューが表示されるので「設定(N)」をクリックします。

「 Windows の設定」画面が表示されたら、検索ボックスに「回復ドライブの作成」と入力します。すぐ下に表示された回復ドライブの作成アイコンをクリックします。

この後で「ユーザーアカウント制御」画面が表示されたら「はい」をクリックします。

Windows のメンテナンス方法

「問題が発生したため PC を再起動する必要があります」ブルースクリーンを繰り返すの処方箋は、回復ドライブからの「 スタートアップ修復 」と「 システムの復元 」です。

回復ドライブは USB メモリで作成します。そのため、回復ドライブを利用するときは USB メモリからパソコンを起動します。USB メモリからの起動方法はパソコンごとに異なり、購入時のマニュアルなどから調べられます。うまくいかないときはお使いのパソコンメーカーさんに電話で確認すると詳しく教えてくれます。ここでは Windows10 を例にしています。他のバージョンは、Windows8 回復ドライブの使い方Windows7 システム修復ディスクの使い方 でご確認ください。

もし回復ドライブでのメンテナンス中にフリーズしたりエラーになるなど「作業ができない」場合は部品故障が原因です。そのような作業ができない場合は部品交換の修理やパソコンの買い替えが解決策になります。

ちなみに、回復ドライブ( USB )からの起動方法を動画にしてみました。USB からの起動方法はメーカーごとに違います。一番多いのがキーボードの「F12」です。「 F9(主に hp )」「 F2(主に NEC )」もあります。この動画は合計で 2 分 26 秒あります。その他にも、自動修復(スタート修復)やシステムの復元の操作手順も動画にしてあります。Youtube の字幕機能を使っております。文字が出ない場合は、Youtube の字幕をオンにしてください。音は出ません。

回復ドライブ( USB )からの起動方法です。

Windows のメンテナンス方法(画像版)

Windows 起動トラブルの起きているパソコンに回復ドライブを接続し、回復ドライブからパソコンをスタートさせます。

回復ドライブから起動すると「キーボード レイアウトの選択」画面が表示されます。まずは「 Microsoft IME 」をクリックします。ちなみに日本語の入力が必要なケースでは「その他のキーボード レイアウトを表示」をクリックし、「日本語」をクリックします。今回は不要ですので「 Microsoft IME 」をクリックします。

「オプションの選択」画面が表示されたら「トラブルシューティング」をクリックします。

「トラブルシューティング」画面が表示されたら「詳細オプション」をクリックします。

「詳細オプション」画面が表示されたら「スタートアップ修復」をクリックします。これで修復作業がスタートします。

「スタートアップ修復」で直らない場合は「システムの復元」も実行します。

作業が完了したら無事復活できたかご確認ください。ほとんどの起動トラブルが、この「スタートアップ修復」で直ります。もし直らない場合は「詳細オプション」画面にある「システムの復元」も実行してみてください。「システムの復元」は Windows システムのバックアップであり、トラブルが起きる前の正常な状態に戻すことができます。なお、ウイルスが原因の場合も「システムの復元」で直すことができます。

その他の「詳細オプション」についてです。「コマンド プロンプト」はプログラムのようなコマンドを使って Windows を直します。起動トラブルを直すコマンドが数多く準備されているのですが、ITに精通していないと難しく上級者向けです。また「イメージでシステムを回復」はイメージという方法でバックアップしている場合に、こちらからバックアップ時の状態に戻せます。