Windows11「自動修復を準備しています」が終わらない・ループするときの対処法と待ち時間

結論:SSDなら10分、HDDなら90分が待つ目安です。進まない場合は強制終了→放電→スタートアップ修復を行い、直らなければシステムの復元を試します。


更新日 :
公開日 :


オレンジセキュアサービス株式会社
東京都千代田区神田佐久間河岸70-4B
TEL : 03-5823-1870

Windowsが起動せず「自動修復を準備しています」の画面でくるくる回ったまま終わらないトラブル。「あとどのくらい待てばいいのか?」と不安な方へ、結論をお伝えします。

【強制終了の目安】
SSD搭載なら10分、HDDなら90分待っても進まない場合は、パソコンの故障が原因の可能性が高いため、強制終了して切り分けを行うのがおすすめです。

特に「自動修復を準備しています」というメッセージの場合は、まだメンテナンス作業に入っておらず長時間待つ意味が薄いため、目安を超えたら強制終了して切り分けを行います。

もし「自分はパソコンに詳しくないから…」と不安な場合でも、秋葉原でパソコン修理を15年以上経験する厳しい目線で、大切なデータを守るための正しい待ち時間と、強制終了後の安全な診断手順を解説します。

・・ 目次 ・・

  1. いま終わらない人がどのくらい待てば良いのか(強制終了の目安)
  2. 【重要】強制終了していい理由
  3. 【画像で解説】強制終了から診断までの手順
  4. 【結果で診断】スタートアップ修復の動きでわかる「故障の原因」
  5. 【補足】診断と修復作業に必要なもの
  6. よくある質問(FAQ)
  7. まとめ(結論だけ3行)
  8. 万が一、お困りの時は…
電話番号は0358231870です
お問い合わせフォーム

いま終わらない人がどのくらい待てば良いのか(強制終了の目安)

自動修復が終わらないノートパソコンを修復しているイメージ画像

「いつまで待てばいいのか?」という疑問への答えは、お使いのパソコンの記憶装置(SSDかHDDか)によって大きな目安が決まります。
以下の時間を超えても終わらない場合、次に進む、診断を行うタイミングです。

ストレージの種類別:待つ時間の限界ライン

故障しかけている記憶装置は読み込み速度が極端に低下します。以下の「注意ライン」を超える時間は、その可能性がとても高い状態です。これ以上通電を続けると、データを取り出せなくなるリスクが高まります。

種類 待つ目安 注意ライン(故障の可能性大)
SSD(最近の主流) 10分 20分以上
HDD(古いPCなど) 90分 180分以上

画面メッセージによる「見込み」の違い

画面に表示されているメッセージによって、パソコンが内部で何をしているかが分かります。実は「待つ意味がない」パターンも存在します。

  • 「修復しようとしています」 / 「ディスクのエラーを確認しています」
    実際に修復作業を試みています。しかし、上記の目安時間を超える場合は、修復できないほど重度な障害が発生しています。

  • 「自動修復を準備しています」 / 「PCを診断中」 / 「黒い画面」
    これは修復作業の「段取り」をしている段階です。ここで止まっているということは、メンテナンス作業自体が始まっていません。

【重要】強制終了していい理由

「自動修復」とは、Windows11が起動できないときに自動的に実行される修復機能です。
本来は数分くらいで、長くても一定時間で終了します。

終わらないのは異常?

はい、異常です。
「修復できない」だけなら正常ですが、「処理が終わらない」のは修復プログラムが途中で止まっている状態です。

自動修復が終わらない主な原因

  • Windowsシステムの破損(修復処理が失敗してループする)
  • SSD/HDDの劣化・故障(読み込みが遅すぎて修復が進まない)
  • 周辺機器や一時的な誤作動(帯電やUSB機器などが影響する)

原因の切り分け方法(結論)

まず周辺機器を外して放電を行い、誤作動を除外します。
そのうえで、回復ドライブから「スタートアップ修復」を実行するのが最も安全な切り分けです。

  • スタートアップ修復が完了する → Windows側の破損が原因の可能性が高い
  • スタートアップ修復も終わらない → SSD/HDD故障の可能性が高い

自動修復が終わらない場合は、このように原因を切り分ける作業が必要になります。
そのため、目安の時間を過ぎたら「診断のために強制終了する」のは正常な判断です。

むしろ、放置し続けるほうが、SSD・HDDに負担をかけてしまうリスクになります。

【画像で解説】強制終了から診断までの手順

目安時間を過ぎている場合、強制終了(電源ボタン長押し)をする必要があります。 ただし、すぐに電源を入れ直すのではなく、以下の手順で「切り分け」を行うことで、自分で直せるのか、または故障などの修理や買い替えが必要なのかを診断できます。

ここでは”作業の流れ”が追いやすくなるよう、文字数を少なく工夫しました。そのため、

  • 回復ドライブの作り方やスタートアップ修復などの詳細は、こちらの章 で紹介しています。
  • 回復ドライブの入手が難しい場合は、手順1を行ってから こちら に移ってください。

手順1:まずは強制終了と放電

① 電源ボタンを長押しする

目安時間が過ぎましたら、画面が真っ暗になるまで、電源ボタンを10秒以上押し続けてください。

電源ボタンを押している画像

② ケーブルをすべて抜く&放電

電源が切れたら、ACアダプタやマウスなど、つながっている線をすべて抜きます。この状態で5分間放置してください。これでパソコン内部の不要な電気が抜けます。

放電している画像

手順2:回復ドライブを使った診断

③ 回復ドライブ(USB)を挿して電源ON

5分経ったら、用意した「回復ドライブ」をUSBポートに挿し、電源を入れます。
※機種によっては、電源を入れた直後にF12キーなどを連打して「ブートメニュー」を出す必要があります。
一番多いのが「F12」連打です。
HPは「F9」。
Surfaceは「音量下げる」+「電源ボタン」。
lenovoは「novoボタン」。

迷ったときは 回復ドライブの作り方と起動方法の手順 です。

回復ドライブから起動しようとしている画像

④ 「ドライブから回復する」を選ばない!

【重要】キーボードのレイアウト選択画面が出たら「Microsoft IME」を選びます。
次にメニューが出ますが、「ドライブから回復する」は選ばないでください(データが消えます)。
必ず「トラブルシューティング」を選んでください。

オプションの選択画面

⑤ スタートアップ修復を実行する

「詳細オプション」に進み、「スタートアップ修復」をクリックします。
これが「Windowsの起動トラブルを直す」専用の機能です。

迷ったときは 回復ドライブでの起動方法とスタートアップ修復の手順 です。

詳細オプション画面

手順3:BitLocker回復キー

⑥ 回復キーの入力を求められたら

この画面が出たら、48桁の数字(回復キー)を入力します。

迷ったときは BitLocker回復キーの見つけ方(スマホで確認可能) です。

BitLocker回復キーの入力画面

【結果で診断】スタートアップ修復の動きでわかる「故障の原因」

「スタートアップ修復」を実行した後、どのような挙動になったかで、あなたのパソコンの故障原因が特定(切り分け)できます。

診断パターン1:修復作業自体が終わらない

【症状】
回復ドライブのスタートアップ修復も終わらない。

【判定:部品(SSD/HDD)の故障】
修復プログラムすら正常に走らない場合、データを保存している部品が物理的に壊れています。
これ以上通電すると、データが完全に破壊される恐れがあります。

【対処法】
修理または買い替えが必要です。
データが重要な場合は、これ以上何もせず、パソコン修理依頼を検討してください。

診断パターン2:自動修復は完了するが、Windowsが起動しない

【症状】
回復ドライブのスタートアップ修復が終わったあと、再起動すると
自動修復がはじまり「現時点では、デバイスを自動的に修復できませんでした」画面が表示される。
*自動修復が終わるようになった。

【判定:Windowsシステムのエラー】
SSD/HDDなどの部品は動いていますが、Windowsのシステムが壊れている状態です。
この場合はまだ自分で直せる可能性があります。

【対処法】
まず「セーフモード」を試してください。
セーフモードで起動できれば、データのバックアップができます。

診断パターン3:自動修復が目安の時間を超えても終わらない

【症状】
回復ドライブのスタートアップ修復は完了したものの、再起動すると
自動修復がはじまり目安の時間を超えても終わらない。
*現象は改善せず。

【判定:Windowsシステムのエラー(重度)】
SSD/HDDは動作している可能性がありますが、Windowsの起動に必要な部分が大きく壊れている状態です。
自動修復だけでは直らないケースが多いです。

【対処法】
回復ドライブから「システムの復元」を試してください。

【診断2の方へ】セーフモードを実行する手順

診断パターン2だった方は、自動修復機能からセーフモードを実行します。

① 「スタートアップ設定」を選択

自動修復の完了画面「現時点では、デバイスを自動的に修復できませんでした」でキーボードのEnterを押してください。

トラブルシューティング → 詳細オプション → スタートアップ設定 → 再起動
※再起動後にBitLocker回復キーを求められる場合があります。

迷ったときは Windows11セーフモードの手順 です。

現時点では、デバイスを自動的に修復できませんでした画面

② 再起動後に「4」または「F4」を押す

セーフモードで起動できた場合は成功です。まず写真・書類など大事なデータをUSBメモリや外付けHDDへコピーしてください。
その後、通常起動でWindowsアップデートやドライバ更新などを行うと改善することがあります。

セーフモードが起動できない場合は、Windowsの破損が重い状態です。
次の手順として、回復ドライブから「システムの復元」を試してください。

スタートアップ設定の画面

【診断3の方へ】システムの復元を実行する手順

診断パターン3だった方と診断2セーフモードで起動できなかった方は、回復ドライブを使ってもう一つの修復機能を使います。

① 「システムの復元」を選択

先ほどと同じ手順で、USBメモリから起動し、「トラブルシューティング」>「詳細オプション」まで進みます。

メニューの中から「システムの復元」をクリックします。
※ここでBitLocker回復キーを求められる場合があります。

迷ったときは 回復ドライブでの起動方法とシステムの復元の手順 です。

システムの復元の画面

② 正常だった日付を選んで実行

トラブルが起きる前(昨日や一週間前など)の日付を選択し、実行します。
これが完了すれば、無事にWindowsが起動するようになります。

復元ポイントがない場合は、初期化 or パソコン修理 or 買い替えを検討するタイミングになります。

システムの復元で復元ポイントを選択している画面

別PCがなく回復ドライブが作れない場合

周辺機器の取り外しと放電を行ったあと、通常起動を試してください。

  • 自動修復が終わった場合は、上記診断2と同じ状態です。セーフモード を試してください。
  • 改善しない場合は、回復ドライブを入手するか修理相談を検討する段階です。

【補足】診断と修復作業に必要なもの

診断手順(回復ドライブでの起動)を行うには、以下の準備が必要です。
もし「手元にない」「難しそうだ」と感じる場合は、無理に作業を進めるとデータを消してしまうリスクがあります。その場合はプロへの相談を優先してください。

電話番号は0358231870です
お問い合わせフォーム

よくある質問(FAQ)

ノートパソコンにFAQと表示されているイラスト

重要:結論だけ知りたい人向け

Q.「自動修復を準備しています」は何分まで待つべき?

A.SSDなら10分、HDDなら90分が目安です。超えるなら強制終了して次の診断に進みます。

Q.強制終了しても大丈夫?データは消える?

A.多くの場合データは消えません。ただし負担になるため、SSD10分・HDD90分を超えたら実行します。

Q.「PCを診断中」や黒い画面でも待つべき?

A.長時間変化がないなら作業が進んでいない可能性があります。目安を超えたら診断へ進みます。

Q.「修復しようとしています」は待った方がいい?

A.これは修復処理中です。SSD10分・HDD90分を超えて進まないなら故障や重度エラーの可能性があります。

Q.回復ドライブのスタートアップ修復が終わらない場合は?

A.SSD/HDD故障の可能性が高いです。通電を続けず、データ優先なら修理相談が安全です。

Q.BitLocker回復キーを求められたらどうする?

A.48桁の回復キーが必要です。Microsoftアカウントや職場管理者アカウントで確認できる場合があります。

補足FAQ(困ったとき用)

Q.SSDかHDDか分からない場合は?

A.起動できるならタスクマネージャー→パフォーマンス→ディスクで確認できます。起動不可なら購入年で推測します。

Q.強制終了した後、すぐ電源を入れていい?

A.すぐ入れず、ACアダプタなどを抜いて5分放電してから再起動するのが安全です。

Q.「ドライブから回復する」を押すとどうなる?

A.初期化扱いになり、データが消える可能性があります。データを残すなら選ばずトラブルシューティングを選びます。

Q.スタートアップ修復が終わってもループする原因は?

A.SSD故障ではなくWindowsのシステム破損の可能性があります。この場合はシステムの復元で改善することがあります。

Q.システムの復元をするとデータは消える?

A.写真や書類などの個人データは基本的に消えません。ただしアプリやWindows更新が巻き戻る場合があります。

Q.復元ポイントがない場合はどうする?

A.システムの復元はできません。初期化や修理が必要なケースがあります。データ優先なら初期化前に相談が安全です。

Q.修理に出すべき判断基準は?

A.スタートアップ修復が終わらない、異音がする、極端に遅い場合はSSD/HDD故障の可能性が高く修理検討が必要です。

まとめ(結論だけ3行)

  • SSDなら10分、HDDなら90分が待つ目安です。
  • 時間を超えて終わらない場合は、強制終了→放電→回復ドライブで診断します。
  • スタートアップ修復も終わらないなら、SSD/HDD故障の可能性が高いです。

この記事を Twitterでツイートする | Facebookでシェアする | LINEに送る